ryudo

近現代史がすきなミーハー

ぼっさんとあめ

若山牧水の『なまけ者と雨』を読みました。春はあけぼの形式で、牧水さんの「こんな雨がすき」「雨のこんなところがすき」が書かれた文章。なんだかとてもかわいかったです。文アルのぼっさんのイメージに納得してしまいました。

 

自分の中の牧水のイメージといえば、いくつかの短歌と、堺雅人さんがすきで読んだ『ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学』と文アルくらいという貧相なものでしたが、今回はじめて本人の手による文章を読んで感じることがたくさんありました。うまく文章にはできないだろうけど。とりあえず、堺さんがすきなのわかる。すごいかわいい。

わたし自身雨がすきで、ちょっとしたお話を書くときなんかは雨を降らしてしまいがちなんですが、牧水の豊富な語彙や三十一文字に凝縮された情景にすごいこんな表現の仕方があるのか! とすこしまた賢くなったきもちです。
けれど、どうあがいても語彙力のないおたくなので、すきなものにであうと口からでることばは全て「かわいい」に凝縮されてしまうので、読んでいる間ずっとかわいいの妖怪でした。

とりあえず、牧水の文章をや短歌にもっと触れてみたいなあとおもったので、この記事をあたためているあいだに『酒と歌』も読んでみたり。やっぱりとっても愛嬌のある文章なんだよなあ。

 

 

 

2017年11月8日読了

『なまけ者と雨』若山牧水

『酒と歌』若山牧水