ryudo

近現代史がすきなミーハー

かにこうせん

小林多喜二の『蟹工船』を読みました。

作品についても、作者についても知っていることはいろいろあったのですが、そのものを読んだことがこれまでありませんでした。すこし前に映画化したときは、すきな俳優さんがでていたこともあり観たいなあとおもっていたのに、しんどそうだなと避けていました。そのままズルズルきてしまっていた作品を実際読むきっかけを得ただけでも文アルに触れられてよかったなとおもいます(最近学級会などで食傷気味ですが)。

 

さて、読んだ感想としては、長年想像を膨らませていたよりもさっぱりした終わりかたで救いがあったなあ、というところ。

読んでいる間は、閉塞感と生々しさ、文字からにじみ出てくるようなにおいにヒエッとおもいながら読んでいたのですが、なるほどおもしろいんですよねえ。これだけ魅力的で、力を持っていたから……、とおもうとなんともいえませんが。

このところ読むひとが増えている、というのにもなんとなく納得。方法はどうであれ、先のみえにくい息苦しさを打ち破るチカラが秘められているように感じられました。

 

パソコンの画面で読んでいたのですこし、読みにくかったところもあったので紙の本もてにとってみたいです。

 

 

2018年3月20日読了

小林多喜二蟹工船